家庭用食用油、価値向上へ重要局面 定着成るか新・健康ジャンル

 家庭用食用油が市場価値の向上へ、重要な局面を迎えている。15年、市場の“神風”となったアマニ油やココナツ油、エゴマ油などの新・健康ジャンルが定着への真価を問われている。国内採油環境は厳しく、特に汎用油の収益性は依然厳しい。高単価で収益が見込める同ジャンルは、市場の健全成長にも大きく機能する。鍵を握るのは「生食」と「機能性」--業界を挙げた定着施策が望まれる。(村岡直樹)  家庭用食用油では15年、1

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