ネスレ日本、コンフェクショナリー事業の機能分割で戦略推進 抹茶シリーズ強化
竹内雄二ビジネス開発部長
槇亮次マーケティング部長
ネスレ日本は、コンフェクショナリー事業を従来の流通菓子を中心とするマーケティング部と、専門店「キットカットショコラトリー(KKC)」やeコマース事業を中心とするビジネス開発部に機能を分け、両輪で「キットカット」ブランドのプレミアム化戦略を推進しブランドの拡大を図る。また流通菓子は、「キットカット」の抹茶シリーズを強化。従来の嗜好(しこう)軸に加え、ポリフェノールを手軽に摂取できるという抹茶の機能面を訴求し、シニアを中心とする健康を意識する層の間口拡大を狙う。