兵庫県小売酒販組合連合会、未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン実施
パレードに出発する参加者ら
【関西】兵庫県小売酒販組合連合会は6日、西元町きらら広場(神戸市中央区)で、未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅全国統一キャンペーンを開催した。
未成年者飲酒防止強調月間に合わせ、社会全体で未成年者の飲酒防止への意識の高揚を図るとともに、近年、社会的に関心が高まっている飲酒運転撲滅に向けた啓発が狙い。関係機関から約150人が参加した。
セレモニーで三橋敏弘兵庫県小売酒販組合連合会会長が「酒類小売業者は酒類という致酔性を有する商品を販売する者としての社会的な責務として、青少年の飲酒防止に向けた啓発活動を実施してきた。一方、飲酒が要因となった重大な交通事故も多発し、大きな社会問題となっている。今後も酒類小売業者は皆さまの協力を得ながら、地域の方々と一緒になって未成年者飲酒防止とともに、飲酒運転撲滅に向けた啓発活動を実施していきたい」とあいさつ。谷田直昭副会長が宣言文を読み上げた。
その後、私立滝川第二高校吹奏楽部のミニコンサートに続き、参加者が神戸元町商店街をパレードした。
(藤林敏治)