16年度食料自給率、カロリーベースで1ポイント減の38% 生産額は2ポイント増

総合 統計・分析 2017.08.14 11574号 01面

 2016年度の食料自給率は、15年度に比べてカロリーベースで1ポイント減の38%、生産額ベースで68%と2ポイント増となった。農林水産省が9日公表した。  小麦やテンサイなどの作付面積は拡大したが、天候不順などの影響が出てカロリーベースでは減少し、野菜や果実の輸入が減って、国内生産が増えたことで生産額ベースでは増加した。記録的な冷夏となって、コメの緊急輸入があった1993年のカロリーベース37%に近づく低水準となった。カロリーベースの自給率に寄与して

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