8月景況、猛暑が下押し 1年半ぶり低調 全国中小企業団体中央会調査

総合 統計・分析 2018.09.26 11768号 01面

 猛暑は、清涼飲料などの夏物商材の堅調な需要をもたらした一方、農産物・鮮魚などの品不足、価格上昇、消費者の外出控えなどを招き、8月の景況感を下押しする要因になった。全国中小企業団体中央会の「8月の中小企業月次景況調査」(9月20日発表)から分かった。好転(増加・上昇)の回答割合から、悪化(減少・低下)の回答割合を差し引いた指数で売上高の動向を表す売上高DI(ディフュージョン・インデックス)でみると、食料品製造業は8月に-31.3と一昨年2月の-34.2の落ち込み以来1年半ぶり

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