ビール酒造組合、大幅減税へ勝負の年 需要喚起に重要課題
平野伸一 会長代表理事
ビール酒造組合は16年を、ビール酒税減税に向けた「勝負の年」として要望活動を行っていく。「ビールの消費はピーク時の4分の3に落ち込んでおり、需要喚起を考える上で大幅減税は大変重要な課題」(平野伸一会長代表理事、アサヒビール社長)との考えで、「組合内で十分な議論を行い、減税実現に向け平成28年度税制改正大綱の内容を踏まえ取り組む」(同)意向だ。このほど東京都内で開催した平野会長の就任会見で明らかにした。 平野会長は今上期のビール市場について「消費者の