ビール酒造組合「これから価値の競争に」 課税数量の発表中止で

酒類 ニュース 2019.01.30 11828号 03面
板垣武志専務理事

板垣武志専務理事

 ビール酒造組合の板垣武志専務理事は24日に東京都内で会見し、19年以降ビール類の課税移出数量の発表を中止することに触れ、「市場に海外製品やクラフトビールが増え、従来通りの大手メーカー5社の数字では実態を伝えられなくなった」と理由を説明。「これからは単なるシェア争いではなく、それぞれのメーカーが商品ごとの価値を提供する競争になるのではないか」との考えを示した。  同組合は92年1月から加盟大手メーカー5社のビール類の課税移出数量の発表をスタート。当初は

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