東北業務用流通特集:にしむら 3月期は50億円超見通し
西村さくら社長
“4つの屋”の提案が進む
3月期決算でにしむらの売上げは50億円に達する見込みだ。主たる得意先の食堂、ラーメン店、そば屋などへ、日々の細かな営業と配送が奏功した。酒屋、八百屋、肉屋、魚屋の“4つの屋”の機能を果たしていることも後押しした。しかしこれは、販売も仕入れも困難になっている地方の零細商店の現実を物語っている。一方、飲食店の繁盛店であっても高齢化、後継者難という現実があり、どう支えていくのか、大きな課題になっている。NCFメンバーであり、さまざまな交流が力になろう。