ごま油、家庭用300億円へ厚み 需要面、有望材料揃う

 家庭用300億円に向け、ごま油の市場特性が厚みを増している。食用油屈指の伝統産業として知られる同市場だが、レシピブームを背景に加熱用途以外の生食(生使い)提案が軌道に乗っており、現代的なニーズへの対応力を高めている。特に家庭用はこれまでの安定成長に加え、大手による話題喚起策や新ジャンル提案など規模拡大が確実。原料環境は依然不透明だが、需要面では有望材料がズラリ揃い、売場拡大に隙がない。=関連記事5面(村岡直樹)

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