缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:缶詰動向=オープン価格へシフトも 価格改定理解進む

びん・缶詰 特集 2018.09.14 11763号 09面

 缶詰市場(丸缶・飲料除く、以下同)は今年も、相次ぐ災害や気候変動の影響を受け、水産や果実原料の供給が不安定化している。そのため価格改定や生産調整を強いられるケースが多発し、メーカーは原料調達と生産・販売のバランスに苦慮する局面が続いている。原料相場を価格に柔軟に反映させるため、希望小売価格の設定からオープン価格へのシフトが水産缶詰で徐々に進んでいるのはそのためだ。  川下では売場の拡大余地は少なく、定番品の他に新商品の導入可能性は高くない。それでもサ

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