鏡もち業界、受注締め10月末に ロス減、人手不足で結束

農産加工 ニュース 2023.05.22 12580号 01面
業界団体の代表らが会見。あいさつする佐藤元・全餅工理事長(左から2人目)

業界団体の代表らが会見。あいさつする佐藤元・全餅工理事長(左から2人目)

 鏡もち業界は年末商戦の受注締め日を10月末に統一し、廃棄ロス削減や人手不足への対応を進める。鏡もちは年末の短期間に需要が集中する季節商品で販売予測が立てづらく、各社の過剰生産が常態化。適正供給を行うには受注締めを早期化し、需要に応じた生産体制へ切り替えることが急務となっていた。業界が結束して声を上げたのは1991年の「返品のお断り」以来で、今後は各社を通じて取引先の理解を求めていく。(細山真一)

 

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