カクヤス、客単価改善へ注力 非酒類強化し点数拡大

小売 ニュース 2024.05.20 12757号 01面

酒販店最大手のカクヤスは小口配送機能を生かした事業展開を加速する。酒類以外の商材やPBの提案を強化して1配送当たりの購入点数の向上を目指すほか、商品配送に合わせて廃食用油を回収する新サービスを開始する。

カクヤスグループの3月期連結業績は売上高12.6%増(1294億0600万円)、営業利益257.0%増(28億6700万円)の大幅増収増益で着地。飲食店向けの売上高がコロナ前(19年3月期)の水準を上回ったほか、家庭向けも宅配を中心に堅調な伸びをみせた。

ただし、総売上げ

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