カクヤス、4月業績は5割超のマイナスに

小売 ニュース 2020.05.11 12049号 01面

業務用酒販最大手カクヤスが7日に発表した4月単月の売上高(速報値)は家庭用の食品・飲料が伸びた一方、主力の酒類を中心とする業務用の落ち込みが激しくトータルで前年同月比51.5%減となった。新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急事態宣言が4月7日に発令となり外出自粛や在宅勤務が広がった影響が大きく出た。

市場別では業務用が同84.6%減。「主要取引先への売上げ減少が顕著になった。足元ではその影響が拡大している」。企業のテレワーク推奨、休校の広がりなどで巣ごもり需要は伸長傾向にあり、家庭用の宅配や店頭販売は同34.6%増と好調を続けている。(丸山正和)

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