主要業種 課題とトレンド展望 =1= 食肉加工 牛肉輸入量見直しも

総合 連載 1992.01.22 7325号 2面

食肉界は昨年が“牛肉自由化元年”となったが、供給は累積過多となり、総需要も鶏肉、豚肉の伸びに比較して「予想外に需要は低調だった」(大手メーカー)ことが顕著。昨年の輸入関税率七〇%が今年は六〇%に下がるが、当面、1~3月の輸入量は「採算が悪い」ことからも昨年6~8月の月二万七〇〇〇t前後の水準となる模様。 牛肉の自由化は昨年、関税率七〇%でスタート。段階的な引き下げで、今年4月に六〇%、平成5年4月から五〇%となる。しかし、昨年は自由化前の駆け込み輸入(

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