北海道 食の探知記(29)らーめん まるふじ 西野に新風呼び込む
2021.03.08
●地域との関わりが重要 札幌市西区の西野に2019年6月、「らーめん まるふじ」をオープンした藤本智店主。野菜をニンニク油で炒めた「あおり系」とシンプルな「あっさり系」が売りのラーメン店だ。有名店での修業時代に学んだ「美味いより食べ飽きないラーメン…続きを読む
新型コロナウイルスの感染拡大で消費者の行動やニーズが大きく変貌し、食品流通は新たな生活様式をとらえた販売戦略の確立が不可欠な局面だ。17~19日に千葉・幕張メッセで開催された「スーパーマーケット・トレードショー(SMTS)2021」に出展した大手卸の…続きを読む
●ユーザー像注視 コロナ禍がもたらした生活行動変化の一つにテレワークが挙げられる。テレワークは働き方の多様化を加速させた一方で、仕事の長時間化など新たな課題を顕在化させた。効率的に仕事を進めるためにはどのような環境であっても休息が必要だ。そこで今回…続きを読む
●「娘が成長するまで頑張る」 タイで最も南にある日本人経営の日本料理店「まりちゃん」。オーナーの安田裕治さんには目に入れても痛くない二人の娘がいる。いずれもタイ生まれの、まりさん(20)とまらいさん(17)。店はまりさんが1歳の時にオープン。愛娘の名を…続きを読む
【関西】代替チーズの開発には、無限の可能性がある。「スティリーノ」とは、マリンフードが開発したチーズ代替素材のオリジナルの名称だ。ギリシャ語の「ステノ(未来、先進)」「ティリ(チーズ)」という単語を組み合わせ、“未来のチーズ”という思いを込めて、「ス…続きを読む
●タイ最南端・日本人経営和食店 タイの首都バンコクからマレー半島を南に約950km。あと60kmほど南下すればマレーシア国境という場所に、タイの南部地方で最大の都市ソンクラー県ハートヤイ(ハジャイ)がある。華僑の客家人が100年ほど前に入植し切り開いた…続きを読む
●効率化、目に見えて実感できる 不二家は、店舗向けの洋生菓子と量販・小売店向けに出荷する比較的日持ちする加工食品の2種類に菓子の物流を分類している。菓子事業本部営業本部物流部は後者を扱い、各工場からエリア別の出荷拠点まで商品を配送し、そこから得意先…続きを読む
ニチレイフーズは21年春季の業務用商品として、調理冷食で新21品・リニューアル5品を3~4月にかけて発売する。開発コンセプトは(1)定番商品の価値向上~進化したおいしさの実現~(2)新しい価値の提供~新カテゴリーの育成~(3)業態ニーズへの商品提案-…続きを読む
ニチレイフーズは21年春の家庭用商品として、冷凍食品の新14品、リニューアル9品を発売する。宮川浩幸家庭用事業部長は発表の場で「家庭用冷食の市場規模は、20年度も引き続き過去最高を更新する見込み。新型コロナウイルスの影響で在宅時間や家族との時間が増え…続きを読む
●まさか、タイで作っているとは タイで唯一の畳メーカー「タイ・タタミ・プロダクツ」(チェンマイ県)を経営する島田正治社長は岡山県牛窓町(現瀬戸内市)の出身。瀬戸内海に面した風光明媚(めいび)な町で、オリーブやマッシュルームの生産地としても知られる。高校…続きを読む
●タイ唯一の畳メーカー コロナ禍に見舞われた2020年はタイ人消費者の嗜好(しこう)が日本食に向かった一年だった--。日本貿易振興機構(ジェトロ)がまとめたタイ飲食店調査で、こんな実態が明らかになった。それによるとタイ全土の日本食店は前年比12.6%増…続きを読む