求められる食品産業のDX戦略(上)アキモ さらなる活躍に期待
2025.07.11
◇食品ニューテクノロジー研究会座長 農林水産技術会議元事務局長 岩元睦夫氏 日本食糧新聞社主催「食品ニューテクノロジー研究会」恒例の工場見学会が6月3日、宇都宮市のアキモとカルビーで行われた。同研究会座長で農林水産技術会議元事務局長の岩元睦夫氏が寄…続きを読む
清涼飲料業界が最需要期を迎えている。昨年に続く夏の猛暑に加え、訪日外国人のインバウンド需要増加や価格改定の浸透などから市場の拡大が期待できそうだ。中東情勢の行く末や国内の物価高など生活者の購買行動につながる影響があるものの、メーカー各社はバラエティー…続きを読む
乳業メーカーの商品において一丁目一番地の存在である牛乳。しかし需要はダウン傾向にあり、宅配の利用率も年々下がってきているのが現状だ。いかに差別化し、価値を伝え、飲用シーンを拡大するか--酪農生産基盤の維持の観点からも、牛乳消費の喚起は喫緊の課題となっ…続きを読む
1974年にリーフ包装工場として始まった伊藤園静岡工場(=写真、旧静岡相良工場)は、製品開発や原料茶の生産、タリーズコーヒーの店舗やボトル缶商品で使うコーヒー豆を焙煎するなど伊藤園グループの重要な役割を担う。緑茶加工工場やリーフ包装工場など六つの工場…続きを読む
伊藤園はこのほど、日本食糧新聞社など清涼飲料専門紙で構成する清涼飲料記者会向けに生産現場視察取材会を行った。静岡県に位置する伊藤園ティーファクトリー(牧之原市)や伊藤園静岡工場(旧静岡相良工場)、伊藤園契約茶園のJAハイナン茶業センター茶ぐりん牧之原…続きを読む
アジア最大級の国際食品見本市「THAIFEX-ANUGA ASIA(タイフェックス・アヌーガ・アジア)2025」がタイの首都、バンコク郊外の展示会場「インパクト」で5月27日から5日間催された。アジア太平洋地域の食品・飲料業界の最新トレンドと未来の姿…続きを読む
●24年過去最高1137億円 個数と金額右肩上がり グミは1980年代に日本で販売を開始してから直近まで市場拡大を続けてきた。インテージの標準小売店パネルデータ(SRI+含む)※では、グミ市場は2024年に過去最高の1137億円の規模となり、100…続きを読む
◆基本機能、コスト面から選定 ニコニコのりは、大阪市浪速区に本社を置く海苔専業メーカー。日本最大の海苔商社であるグループ会社の小淺商事の原料調達力を生かし、高品質な海苔製品や加工品を製造・販売している。主力の「焼極10枚」「味極6袋」は15年連続で…続きを読む
◇「健土健民」の精神であらたな100年に挑む 雪印メグミルク創業100周年 2025年5月、雪印メグミルクは創業100周年を迎えた。昭和、平成、令和と時代を通して生活者のニーズをとらえ、食卓を支えてきた同社は、創業以来の精神である「健土健民」を存在…続きを読む
生協や大手宅配企業、SM向けに冷凍食品を企画・開発・販売するカラミノフーズ。主に国産原料を使用し、国内製造にこだわった「世界のグルメ旅」シリーズはガパオやルーロー飯、ユッケジャンクッパなどを取り揃え、幅広い世代に愛されている。世界各国の料理やスイーツ…続きを読む
◆大幅な業務効率・標準化に成功 栃木県佐野市に本社を構え、米粉やごま、きな粉などの製造・加工販売を行う波里。米粉の製粉量は全国トップクラスを誇り、日本の伝統的な和菓子文化を支えてきた。近年は家庭用商品の取り扱いが増加し、主力の「お米の粉 お料理自慢…続きを読む