明日をよむ インテージ・マーケティングコラム(21)食品保存バッグ
2022.06.29
◇コロナ禍で急成長 市場拡大の余地は十分 ●内食化でニーズ コロナ禍においては食のトレンドにさまざまな変化が見られた。当コラムでもこれまでいくつか扱ってきたが、今回は少々視点を変え、食関連の日用品「食品保存バッグ」(冷蔵・冷凍庫内で食品を保存する…続きを読む
●多食・高級路線にシフト コロナ禍による外出自粛や在宅勤務へのシフトにより、人々の在宅時間は各段に増えた。生活の変化で消費行動にもさまざまな変化が見られたが、その中でも今回は「アイスクリーム市場」に注目したい。 アイスクリーム市場全体では、202…続きを読む
●日本の食品安全、輸入管理の現状 EUが鰹節を輸入禁止にしている理由も解せない。 今や世界文化遺産となった和食であり、その和食にとっては必需品ともいえる鰹節ではあるが、鰹節に含まれるベンゾピレンの発がん性をEUは問題にしているのだ。鰹節を食べると…続きを読む
●食品安全管理に求められること 今年の2月末、台湾が放射能汚染問題を理由にした日本の農水産物輸入禁止規制をやっと解除した。背景には国際情勢をにらんだ政治的配慮があったのかもしれない。理由はどうであれ、東北5県の農水産事業者にとっては朗報である。また…続きを読む
◇機能訴求・税率変更 新たな選択肢で人気 ●健康意識高まる ビール類市場(ビール・発泡酒・新ジャンル含む)で、糖質ゼロビールが市場を活性化させている。ブランド数は限られるが、いずれも各社当初の計画を上回り好調に推移している。 好調の要因は二つあ…続きを読む
◆属人性からの脱却を図る 1955年に食肉の缶詰業で創業したホリカフーズは、72年に大学病院から開発依頼を受け流動食加工品を日本で初めて製品化した。2003年には腎臓病患者向けご飯を開発し、プラントを新設した。さらに、阪神・淡路大震災や中越地震以後…続きを読む
●ビタミン・ミネラル豊富な「乾物」の出番 完全栄養食品とは「1日に必要な栄養素の3分の1をすべてとれる食品」を意味するらしい。 完全栄養食品を代表する商品をネットで購入して食べてみた。味は抵抗なく普通に食べられたものの、正直あえて買い求めて食べた…続きを読む
●食糧危機救うタンパク源で期待 アクセスから「コオロギせんべい」や「コオロギクッキー」「コオロギチョコレート」などコオロギフードを送っていただいた。早速「コオロギせんべい」を食べてみると、僕が大好きな海老せんべいによく似た味がして、意外においしかっ…続きを読む
●家族4人で力を合わせて臨む 山形県出身の山口薫さん(57)が、タイで豆腐作りを始めたのはちょうど50歳の時。首都バンコクで、とうふ工房「卯の花」を経営する宮下商店の社長、宮下一壽さんから誘われたのがきっかけだった。「俺が起業したのと同じ年だ。やってみ…続きを読む
●チェンマイで日本の豆腐作る 東南アジア・タイ第2の都市チェンマイ。バンコクの北約700kmに位置するこの古都で、日本食の豆腐の生産が日本と同じ製法で行われていると聞いたら、豆腐好きでなくとも興味を引かれるに違いない。見た目、香り、食感、いずれも本場と…続きを読む
●「今ある幸せ」見つけて幸福に 「スリランカ人はたしかに貧しい。だけど彼らが靴を履いていないのは貧しいからではない。温暖な気候に恵まれているから靴を履く必要がない。履く必要がないから履かないのだ」「それに、食べ物だって豊かな自然に恵まれているから野…続きを読む