FSRC、持続可能な社会に貢献 安全・安心を科学で探求
五十君靜信センター長
東京農業大学が今年4月に新設した食品安全研究センター(FSRC)は産官学連携の下、(1)安全な食品(2)危害要因(3)新たな高機能食品(4)産官学連携(5)食の安心(6)研究と教育・啓発--という6分野を軸に「食品の安全確保と安心の啓発により持続可能な社会の構築を目指す」というビジョンの実現を目指す。これら六つの活動分野の意図を五十君靜信センター長に聞いた。
(1)について五十君氏は「FSRCの活動は端的にいえば『生産から消費・健康までの食の安全と安心を科学する』と表現でき