海外情報 CPCインターナショナル社がマスタード分野に参入
マヨネーズの分野でハイルマン、ベストフーズのブランドで王座を占めているCPCインターナショナル社はこれら知名ブランドを背景にマスタード分野に参入を決定した。
デジョネーズと名づけられたフランスのディジョン産マスタードがその製品で、ナビスコ食品グループのグレイ・プポン(写真)、ダーキー・フレンチ社のフレンチ・マスタードと競合関係に入る。
マスタード全体の市場規模は二一・五億㌦(約三〇〇〇億円)でフレンチ・ブランドがその三三%、グレイ・プポンが一七・九%、アメリカン・ホーム社のグルデンが九%のシェアをもっている。
高級マスタードの市場は〇・八八億㌦(約一二三億円)の規模でグレイ・プポンが四三%という圧倒的シェアをもっている。(AA)