静岡茶市場で新茶初取引 品質良好で需要回復に期待
36年連続最高値の清水区両河内産茶の取引
【静岡】静岡県の荒茶取引の中心となる静岡茶市場で21日朝、静岡産新茶の初取引のセレモニーが行われた。初取引は昨年より2日早かった。 新茶取引前の式典には、生産者、茶商、茶業団体や自治体の関係者など約800人が出席した。3月末に静岡茶市場の社長に就任した内田行俊氏は「緑茶の消費は厳しい状況が続いているが、昨年は家計調査の購入量や輸出が伸びるなど明るい話題も出てきている。生産者は良質な茶をつくり、茶商は高く買ってほしい」あいさつした。