極洋、食品事業拡大で構造転換図る 新中計売上高3000億円へ
極洋は3月30日発表した18~20年度の新3ヵ年中期経営計画で、柱である水産商事事業への依存体質を是正し、成長エンジンとする食品事業(冷凍食品・常温品)の収益力を高める構造転換を図る方針を掲げた。最終年度の数値目標(連結ベース)は売上高3000億円・営業利益60億円・経常利益60億円で、それぞれ17年度業績予想値から500億円増・20億円増・20億円増。水産商事のセグメント利益目標30億円に対し、食品事業を同28億円に設定。食品の高い利益成長により、両事業利益の均衡を目指す