ヒットの予兆：一正蒲鉾「サラダフィッシュ」シリーズ 練り製品の新潮流 若年層の需要広がる
鈴木かさね課長代理
一正蒲鉾が2月発売した「サラダフィッシュ」シリーズが好調だ。パッケージ上にうたう“これからのかまぼこのカタチ”が商品コンセプトを象徴する。開発時にベンチマークとしたのが、130億円市場ともいわれる「サラダチキン」。ダイエット需要や即食・簡便性といったニーズに対し、得意とする“魚”での提案を模索。水産練り製品の新提案として発売後、課題だった若年層の需要を取り込んでいる。 同社マーケティング部マーケティング課の鈴木かさね課長代理は、「『サラダチキン』に
