永谷園の前3月期売上げはお茶漬け、ふりかけがともに前年実績を上回ったとみられる。お茶漬けは子どもの朝に最適と伝える「めざまし茶づけ」が浸透。ふりかけは「おとなのふりかけ」が堅調だった。今期も「めざまし」を推進し、新小学生17万人へのサンプリングなどを継続。酷暑続きで定着してきた「冷やし茶づけ」提案も強める。ふりかけは微粉末だしが香る「だしごこち」をリニューアル発売。好スタートを切った「パリサクかつおふりかけ」を増量セールし、市場の課題のトライアル購買を促進する。
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ふりかけ・お茶漬け市場は23年度、前年比6%増の580億円で着地、生活者の景気不安を支える規模拡大を果たした。社会全体のインフレが進む一方で、賃金上昇が一般にまだ上がらない、節約志向の深まりに対応。安価な主食回帰として […]
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