お茶漬けの素ランキング(23年4月~24年3月、全国993店161品中上位)
お茶漬け市場は23年度、前年比2%増の180億円で着地したとみられ、コスト高の値上げによる数量減が響いた。主原料の海苔が暴騰して昨春からの再値上げが浸透。金額ベースで前年実績を上回った。苦境だが内実は朝茶漬けが習慣化し、和食文化の継承、発展も果たされて進展。市場の持続性を高めている。
市場は永谷園が8割以上のシェアを持ってけん引する。コロナ禍にあった20年8月から「めざまし茶づけ」企画を行い、小学生をはじめとした子どもが、朝食にお茶漬けを実用している価値を紹介。巣ごもり志