ふりかけ・お茶漬け特集2025
2025.04.28ふりかけ・お茶漬け市場は24年度、前年比2%増で着地したとみられ、物価上昇に追い付かない昇給、大型地震の到来予測といった生活不安に寄り添い、消費者に選ばれた。(吉岡勇樹)
ニチフリ食品の2月発売の「ノザキのコンビーフ味ふりかけ」が好スタートを切っている。国産第1号、トップブランドのコンビーフの濃厚な風味が楽しめると支持された。異業種と共同開発するコラボ商品は発売10周年。市場の好況がメディアで報道、特集されるごとに紹介…続きを読む
日本海水は、24年のふりかけ・お茶漬け部門全体の売上げが前年比20%増と好調だった。中でも「まぜこみチュモッパ」が前年比3桁増でけん引した。23年の発売以来、首都圏・西日本を中心に導入が増加し、棚落ちせずに伸長した。昨秋には「まぜこみチュモッパ キム…続きを読む
田中食品の25年1月期決算は、前年実績増での着地となった。フラッグシップ商品である「旅行の友」が昨年製造120周年の節目を迎え、営業強化を図ったことやレギュラー商品群も堅調に推移した。 同社が20年以上の歳月をかけて開発し、特許を取得した日本初のシ…続きを読む
丸美屋食品工業は今12月期、トップブランドの「のりたま」が発売65周年を迎え、周年企画を揃えて販売が好調に推移している。「ひよこチップ入りのりたま」を直詰めで初めて商品化して支持された。「たま道楽」の通年販売、おかずの代替ニーズに応えるソフトふりかけ…続きを読む
三島食品の24年12月期決算は、前年比8.9%増の売上高151億円となった。家庭用商品群が引き続き好調に推移しているほか、営業施策である「メイン食材販売支援プログラム」の認知が広まり、全国の小売店から売場展開の要望、問い合わせが増えている。また業務用…続きを読む
永谷園はお茶漬けの朝食提案でユーザー層を広げている。子どもの朝に最適な「めざまし茶づけ」が浸透し、ターゲットの子育て世帯以外のライフステージでの購入も増えた。若年層がターゲットの「カップ入りお茶づけ」のヒットも奏功。小容量品をリニューアルしてトライア…続きを読む
ふりかけ市場は24年3月期、前年比3%増で着地したとみられ、過去最高を更新したとみられる。物価高の経済不安が続き、コメそのものも高騰したが、腹持ちの良い、主食のご飯人気が高まった。食欲増進、節約志向のおかず減らしの代替ニーズを得た。弁当需要も旺盛なま…続きを読む
●酷暑続きの夏でご飯以外もチャンス お茶漬け市場は24年度、前年比1%増で着地したとみられ、需要が高止まりしている。主原料の海苔が暴騰して毎年価格改定を余儀なくされているが、販売数量の減少を最小限にしている。トップメーカーの永谷園による朝茶漬けの習…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は24年度、前年比2%増で着地したとみられ、物価上昇に追い付かない昇給、大型地震の到来予測といった生活不安に寄り添い、消費者に選ばれた。100~300円で小容量品以外は約8回、ご飯にふりかけられ、おかずの代わりになる徳用感が支持…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は24年度、前年比4%増と順調に推移し、インフレの低収入という景気不安を支えてきた。安価な主食回帰としてご飯食が増え、そのお供に経済的で味わい豊かなふりかけ、朝食にも最適なお茶漬けが選ばれた。(吉 […]
詳細 >