ふりかけ市場は24年度、前年比4%増で推移しているとみられ、過去最高を更新する勢いだ。物価高の経済不安で相対的に安価なご飯食が進んだ。ふりかけの食欲増進、おかずが減らせる徳用感が支持されている。弁当需要も旺盛で弁当、おむすび向きの混ぜご飯の素が特に伸…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は24年度、前年比4%増と順調に推移し、インフレの低収入という景気不安を支えてきた。安価な主食回帰としてご飯食が増え、そのお供に経済的で味わい豊かなふりかけ、朝食にも最適なお茶漬けが選ばれた。物価上昇の背景にある原燃料、資材、物…続きを読む
広島で1950年創業の漬物・惣菜製造の西漬がウエットタイプの「半乾燥野沢菜」の営業を強化している。広島県は、県北部の気候が野沢菜の生産に適していることから全国3位の生産量だが、農家数が減少し生産量を減らしている。同社では栽培面積を増やす取り組みを5年…続きを読む
理研ビタミンは2月1日、「ふりかけるザクザクわかめ」シリーズの第3弾「生姜香るねぎ塩味」を新発売した。同品は、調味料やカップ麺などで人気が高い「ねぎ塩・ねぎ生姜」の味をふりかけで再現した。 「ふりかけるザクザクわかめ」シリーズは、2023年10月~…続きを読む
にんべんは、独自のソフトタイプのふりかけを展開している。主力のソフトふりかけシリーズは、食卓・弁当需要をつかみ堅調な動きをみせる。「かつおおかか」「ひじき」「梅しそ」「鶏そぼろ」「牛そぼろ」「鮭そぼろ」のほか「おかかふりかけ 胡麻入り」「同 昆布・椎…続きを読む
大森屋のふりかけ主力商品「緑黄野菜ふりかけ」が4月に発売30周年を迎えた。それを記念し、30周年ロゴ入りパッケージを投入するとともに、8~9月には消費者キャンペーンも計画している。 同社の今期ここまで(23年10月~24年2月)のふりかけ製品売上高…続きを読む
日本海水の23年のふりかけ・お茶漬け部門の売上げは順調で、特にふりかけカテゴリーは前年比10%増だった。昨秋に発売した「まぜこみチュモッパ」の動きが好調で、現在も棚落ちせず人気が定着しつつある。「九州名産ふりかけ」シリーズや「すべてが国産原料ふりかけ…続きを読む
フタバは昨年創業110周年を迎えた。業績面では、最近は特に海外が好調に推移。コンテナ不足解消、コロナ禍後の人流復活も影響したのではとみている。エリア別では、従来から比率が高い北米に加え、欧州での伸びが目立つという。 国内では土産物の需要が回復。観光…続きを読む
ニチフリ食品は納豆菌が生きた、本格的な味わいの「納豆ふりかけ」を2月から発売し、定番棚への導入が進んでいる。旭松食品に製造委託して、たれいらずで長期保存、控えめなにおい、糸引きという新たな価値を生んだ。カルシウムなどの栄養素4種が取れる「ふりかけエー…続きを読む
田中食品の24年1月期決算は、前年実績増での着地となった。フラッグシップ商品「旅行の友」をはじめ、商品リニューアルを行った「レギュラーふりかけ」シリーズ、添加物を一切使用しない海外向けの新商品「世界の友」などが順調に推移した。今春も昨年に引き続き商品…続きを読む