ふりかけ・お茶漬け特集2025

ふりかけ・お茶漬け市場は24年度、前年比2%増で着地したとみられ、物価上昇に追い付かない昇給、大型地震の到来予測といった生活不安に寄り添い、消費者に選ばれた。(吉岡勇樹)
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◆ふりかけ・お茶漬け特集:生活不安に寄り添い選ばれる
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28ふりかけ・お茶漬け市場は24年度、前年比2%増で着地したとみられ、物価上昇に追い付かない昇給、大型地震の到来予測といった生活不安に寄り添い、消費者に選ばれた。100~300円で小容量品以外は約8回、ご飯にふりかけられ、おかずの代わりになる徳用感が支持…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:お茶漬け=「めざまし」「カップ入り」消費世帯が拡大
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28●酷暑続きの夏でご飯以外もチャンス お茶漬け市場は24年度、前年比1%増で着地したとみられ、需要が高止まりしている。主原料の海苔が暴騰して毎年価格改定を余儀なくされているが、販売数量の減少を最小限にしている。トップメーカーの永谷園による朝茶漬けの習…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:ふりかけ=市場規模は過去最高 コメ高で節約志向が深化
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28ふりかけ市場は24年3月期、前年比3%増で着地したとみられ、過去最高を更新したとみられる。物価高の経済不安が続き、コメそのものも高騰したが、腹持ちの良い、主食のご飯人気が高まった。食欲増進、節約志向のおかず減らしの代替ニーズを得た。弁当需要も旺盛なま…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:永谷園 お茶漬けユーザーが拡大
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28永谷園はお茶漬けの朝食提案でユーザー層を広げている。子どもの朝に最適な「めざまし茶づけ」が浸透し、ターゲットの子育て世帯以外のライフステージでの購入も増えた。若年層がターゲットの「カップ入りお茶づけ」のヒットも奏功。小容量品をリニューアルしてトライア…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:丸美屋食品工業 65周年「のりたま」好調
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28丸美屋食品工業は今12月期、トップブランドの「のりたま」が発売65周年を迎え、周年企画を揃えて販売が好調に推移している。「ひよこチップ入りのりたま」を直詰めで初めて商品化して支持された。「たま道楽」の通年販売、おかずの代替ニーズに応えるソフトふりかけ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:三島食品 「ひろし」シリーズ強化
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28三島食品の24年12月期決算は、前年比8.9%増の売上高151億円となった。家庭用商品群が引き続き好調に推移しているほか、営業施策である「メイン食材販売支援プログラム」の認知が広まり、全国の小売店から売場展開の要望、問い合わせが増えている。また業務用…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:田中食品 「サンリオキャラ」刷新
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28田中食品の25年1月期決算は、前年実績増での着地となった。フラッグシップ商品である「旅行の友」が昨年製造120周年の節目を迎え、営業強化を図ったことやレギュラー商品群も堅調に推移した。 同社が20年以上の歳月をかけて開発し、特許を取得した日本初のシ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:ニチフリ食品 「コンビーフ味」好発進
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28ニチフリ食品の2月発売の「ノザキのコンビーフ味ふりかけ」が好スタートを切っている。国産第1号、トップブランドのコンビーフの濃厚な風味が楽しめると支持された。異業種と共同開発するコラボ商品は発売10周年。市場の好況がメディアで報道、特集されるごとに紹介…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:日本海水 「チュモッパ」がけん引
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28日本海水は、24年のふりかけ・お茶漬け部門全体の売上げが前年比20%増と好調だった。中でも「まぜこみチュモッパ」が前年比3桁増でけん引した。23年の発売以来、首都圏・西日本を中心に導入が増加し、棚落ちせずに伸長した。昨秋には「まぜこみチュモッパ キム…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:大森屋 手頃価格の新シリーズ発売
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28大森屋は今春、ふりかけの新シリーズとして、たまごそぼろと、ごまがたっぷりと入った手頃価格の「ごまたまふりかけ」2品(濃い口かつお味・韓国風甘辛味、各20g、標準小売税別140円)を発売した。定番の人気フレーバーとトレンドの韓国フレーバーを揃え、40、…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:にんべん DgSなどへ導入増加
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28にんべんは、独自のソフトタイプのふりかけを展開している。前3月期のふりかけ部門売上げは、前年比15%増で着地。すべてのアイテムが前年超えを果たした。各社が価格改定を行う中、同社はふりかけに関して価格を据え置きとしたことでドラッグストア(DgS)などへ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:理研ビタミン 「ザクザク」目標10%増
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28理研ビタミンの「ふりかけるザクザクわかめ」シリーズの前期(2024年4月~25年3月)の販売状況は、金額・数量ベースともに前年比8%増と順調に推移している。 発売3年目を迎えた「韓国風ごま油風味」は前年比5%増と好調を維持。それとともに24年2月に…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:はごろもフーズ 「のり弁慶」CMも奏功
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28はごろもフーズは20年から商品開発、展開を積極化して売上げを倍増以上に伸ばしている。細かな刻み海苔をふんだんに用いた「のり弁慶」のほか、「天下無添」がけん引。「のり弁慶」の初CMも奏功した。22年に統合した乾物工場で鮮度といった商品力を増し市場拡大を…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:フタバ 「お土産パック」に注力
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28フタバでは全体として、売上げ、数量ともに前年超えで推移している。海外では北米向けOEMがスタートし出だしも堅調で、ふりかけの販売実績をけん引しているという。伸びしろは大きいとみており、引き続き拡販に努めていく。欧州でも同社製造商品は販売されている。傾…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:大盛食品 「のりぶっかけ」3種類で展開
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28大盛食品の「有明産のりぶっかけ」は、有明産味付け海苔に鰹削り節とアミエビをブレンドした商品。手間ひまをかけて製造した人気アイテムだ。海苔をぜいたくに使っているのが強み。発売当初は拡販に苦労したが、地道に営業活動を進める中で固定客を獲得してきた。 現…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:浜乙女 「香るごはん」認知加速
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28浜乙女は、春夏の新商品に混ぜ込みタイプのふりかけ「香るごはん」シリーズを新たに展開している。青ジソを基本とした「焼きさば風」「明太子風」の2種類の味が今までにないフレーバーと評価を受け、各所で好調に配荷が進んでいる。 新シリーズから同時に2品種投入…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:通宝 「納豆ふりかけ」差別化
調理品・コメまわり品 特集 2025.04.28通宝は、「使わなくてよい添加物は使わない」という姿勢を持つ。主力の「のりや自慢のふりかけ」シリーズとしては、「納豆」「梅」「海老」「鰹」「野菜」など含め現在12アイテムある。味づくりではだしを一から作る工程も重視。そのため、味調整を自社で行いやすい。…続きを読む