海外日本食 成功の分水嶺(41)業務用酒類卸「柴田屋タイランド」<上> これからは海外の時代

酒類 連載 2017.12.06 11629号 03面
柴田屋タイランドのマネジング・ダイレクター大坪朋広さん(右)と同社スタッフ=タイ・バンコクで小堀晋一が11月21日写す

柴田屋タイランドのマネジング・ダイレクター大坪朋広さん(右)と同社スタッフ=タイ・バンコクで小堀晋一が11月21日写す

 タイの首都バンコク・スクンビット。メーン通りから一本入った路地の突き当たりに業務用酒類卸「柴田屋タイランド」の倉庫兼事務所はある。1階のドアを開けると、室内から流れ出る大量の冷気。エアコンの設定温度は常に最低の18度C。ずらりと並んだ大型冷蔵庫の中に、日本から輸入された日本酒などの銘柄瓶が整然と納められている。  2012年11月設立の柴田屋タイランドは、東京・中野にある創業82年の老舗「柴田屋酒店」のタイ法人。マネジング・ダイレクターの大坪朋広さん

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