タイ 拡大する食品デリバリー 旧正月はホームパーティー おいしく利用しやすく
「グラブ」タイ法人のサービスを通じて、タイ流通大手セントラル・グループは食品デリバリーを強化する=提供写真
毎年4月中旬のタイ旧正月(ソンクラーン)といった休暇の時期やスポーツ観戦などの機会に、タイで食品デリバリーを利用する動きが広がっている。一昨年のプミポン前国王の死去で一時的に消費が低迷したものの、その後は回復。今年のソンクラーンは過去最大規模の消費となる見通しだ。背景として、バンコク首都圏を中心に充実するようになった食品デリバリーの存在が大きい。激しい渋滞となる故郷への帰省を別の時期にずらし、気の合う仲間とホームパーティーなどに興じるといったパターンがもっぱらだ。