オリーブオイル特集:家庭用400億円へ再拡大 17年は12年ぶり減少も潜在需要十分
再成長への道筋が明るいオリーブオイル。家庭用400億円規模へ、今秋は真価が問われる
オリーブオイル市場が過渡期を迎えている。この10年間で市場規模を倍増させている同市場だが、17年は原料環境などを背景に12年ぶりに家庭用は減少した。一方で調味料としての「生使い(生食)」用途が着実に浸透、さらに購入経験率も大きく変化しておらず、潜在需要は十分。主要メーカーでもメニュー提案による需要拡大策を加速しているほか、店頭でもクロスMDが効果を発揮している。さらに量的確保の土台となる「汎用性」も兼ね備え、18年は「おいしさ」と「健康」を両立する市場として再度拡大基調に移