赤飯文化啓発協会、明治神宮でPR 赤飯2000パック頒布

2000パックを無料頒布

2000パックを無料頒布

海外からの旅行者も赤飯に興味津々

海外からの旅行者も赤飯に興味津々

 赤飯文化啓発協会は11月23日、東京都港区の明治神宮で、同日が「お赤飯の日」であることにちなみ、赤飯の無料頒布イベントを実施した。午前・午後の各2回、100gの赤飯パックをそれぞれ1000個配り、幅広い世代・国籍の参拝者に赤飯の文化や魅力をPRした。

 明治神宮での同イベントは昨年に続き2回目。パッケージには「赤飯の日」を伝える掛紙を貼り、赤飯文化についてのチラシと合わせて配った。アズキには最高品種の丹波大納言アズキを使用し、午前は90分、午後は60分で用意された全量を頒布した。

 頒布場所では、全国各地で赤飯の形がちがうことや、作り方、原料などについて紹介。会員企業の商品なども展示を行い、ハレの日の食文化であると同時に、家庭でも簡単に調理できる食であることを伝えた。

 当日は明治神宮の「新嘗祭」や七五三の参拝者に加え、海外からの観光客も多く訪れた。インドネシアからの旅行者は、初めて目にした赤飯に驚くとともに、自国にも赤米を使った似た食べ物があることを言及。食べる目的が違うことなど、異文化交流の場面も見られた。

 「お赤飯の日」に合わせて、会員企業もそれぞれチラシ・シールなどでPRを行い、試食イベントを行う企業もあった。

 同協会では、来年も明治神宮でのイベントを計画しており、小売業・コンビニエンスストアなどでの訴求も進めたい考えだ。

 (小澤弘教)

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