食と農をつなぐパイオニアたち(3)わたなべ牧場 酪農経営戦略に一石
●付加価値高い商品を展開 鳥取県との県境に近い、島根県安来市で酪農経営や乳製品加工を行うわたなべ牧場は、付加価値の高い加工商品を展開して、小規模酪農経営戦略に一石を投じている。乳牛・肉牛合わせて11頭というスケールながら、地元産飼料や原料を使った手作りプリンで、首都圏大手小売企業の販売を進め、年商1億4000万円を誇る。後継者不足が懸念される酪農業において、安定した経営基盤を確立させることで、新たな販路開拓にも意欲を見せる。
●付加価値高い商品を展開 鳥取県との県境に近い、島根県安来市で酪農経営や乳製品加工を行うわたなべ牧場は、付加価値の高い加工商品を展開して、小規模酪農経営戦略に一石を投じている。乳牛・肉牛合わせて11頭というスケールながら、地元産飼料や原料を使った手作りプリンで、首都圏大手小売企業の販売を進め、年商1億4000万円を誇る。後継者不足が懸念される酪農業において、安定した経営基盤を確立させることで、新たな販路開拓にも意欲を見せる。