こめ油特集:大手コメ卸、ビジネスチャンス模索 600g入りや美容性に着目

乳肉・油脂 特集 2018.08.08 11743号 05面
原宿表参道の「0.6 RICE BLAN OIL」の店内。好みの原料が選べるのもコメ卸ならでは

原宿表参道の「0.6 RICE BLAN OIL」の店内。好みの原料が選べるのもコメ卸ならでは

コメ卸によるこめ油に先鞭をつけた木徳神糧の「こめしぼり」

コメ卸によるこめ油に先鞭をつけた木徳神糧の「こめしぼり」

 【関西】コメ離れの進行や、少子高齢化による胃袋縮小で、将来的にも需要増が見込めないのが日本人の主食のコメだ。そこで大手コメ卸の間で、精米工場の副産物である米ぬかを絞ったこめ油に、ビジネスチャンスを模索する動きが強まっている。  先鞭(せんべん)をつけたのが木徳神糧で、「こめしぼり」の商品名で10年に参入。長年培ってきた主食用米販売ルートを生かし、首都圏や九州の有力スーパーで販売している。同品は、国産の米ぬかを100%使用し、600g入りでヘビーユーザ

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