地域の食景色:にしのみや「宮水」まつり 感謝の思い新たに酒造り

神事で井戸の水をくみ出す宮水娘

神事で井戸の水をくみ出す宮水娘

 【関西】「にしのみや『宮水』まつり」(同まつり実行委員会主催)が7日、宮水記念碑前特設会場(兵庫県西宮市)で開催された。昨年と同様に規模を縮小しての開催となったが、出席した灘五郷の酒造関係者らが、灘の酒造りに欠かせない宮水への感謝の思いを新たに、良い酒造りを誓った。
 「宮水まつり」は今年で35回目を迎える。1800年代に山邑太左衛門が宮水を発見して以来、灘の酒造りになくてはならない宮水を広く周知するとともに、水資源の保全への協力を願うことを目的とし

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