野菜・果実飲料特集:栄養・機能強化し巻き返しを 苦戦続くも明確な価値訴求アイテム順調
消費者の飲用理由を打ち出して拡販を図る
野菜・果実飲料市場は苦しい環境を迎えている。野菜飲料と果実飲料ともに、14年は前年割れをした。消費増税や最盛期での天候不順といった外部要因があったが、他の飲料カテゴリーと比べても野菜・果実飲料は、消費者の購買意欲が低下しているようだ。そんな中でも明確に価値を訴求した商品の売上げは順調に推移していることから、自然や健康イメージのある野菜・果実飲料に、栄養素などを強調した商品展開で、マイナス要因の多い状況を打破していきたい。 全国清涼飲料工業会によると