美濃吉食品、世界に京料理発信 CASで新ビジネスへ

握手をする美濃吉食品の大西常昭社長(右)とアビーの大和田哲男社長

握手をする美濃吉食品の大西常昭社長(右)とアビーの大和田哲男社長

旬のタケノコをCASで仕込む

旬のタケノコをCASで仕込む

 美濃吉食品は、アビーの細胞組織を生かす技術「CAS(セル・アライブ・システム)」を京都工場に導入し、新たなビジネス展開に乗り出す。CASを活用した新商品の開発を進め、従来とは異なる若年層をターゲットに京料理の魅力を発信する。将来的な海外展開を視野に、伝統的な和食の味と技術を世界に広めることが狙いだ。京都を代表する老舗企業が、食の世界で注目を集める先端技術の活用を進めている。(涌井実)  美濃吉食品は

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