全国漬物検査協会、50周年式典開催 2012年の教訓語り継ぐ 衛生管理意識を共有

宮尾茂雄会長

宮尾茂雄会長

 「衛生管理の徹底を肝に銘じていくためにも、われわれは11年前の食中毒事件の教訓を語り継いでいく必要がある」--漬物のJAS登録認証機関である全国漬物検査協会の宮尾茂雄会長は26日、ホテル東京ガーデンパレス(東京都文京区)で行われた協会設立50周年記念式典で業界と食品安全行政の歩みを振り返り、このように述べた。
 話題に上ったのは、12年夏に札幌市を中心に発生したO-157集団食中毒事件。市内特定業者の白菜浅漬けを食べた高齢者を中心に被害が広がり、最終

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