愛用機器と調理技術:回りながらパリッ&ジューシーに つけダレで理想的な仕上がり

2019.08.05 486号 12面

 「墨国回転鶏料理 福島店」の店頭で活躍するのが、サミー製のチキンロースター。回る鶏の姿や香ばしい匂いに足を止める人が多く、料理をダイレクトに紹介する役割も担っている。

 ロースターで作るのは、看板料理の「墨国回転鶏」。つりかごに並べられ、ゆっくりと回転すること1時間。遠赤外線バーナーで焼かれながら回転することで余分な脂が落ち、皮はパリッと身はジューシーに仕上がるという。

 しかし、加熱による身の縮みを軽減するには、下準備が必要だ。同店では、メキシコのスパイスを使用したつけダレを作り、鶏を丸一日漬け込む。焼くときは、油は塗らず、味付けした鶏をそのまま並べて焼き上げる。焼く前のつけダレが、理想的な“回転鶏”を作るポイントだ。

 使用する機器は、1回で15羽まで調理が可能。同店では、1日に20~30羽の鶏を使うが、曜日やピークタイムに考慮して焼き始める時間を設定。来店客に焼きたてを提供できるように、最善の注意を払っている。

 ●店舗情報

 「墨国回転鶏料理 福島店」

 所在地=大阪市福島区福島7-2

 ●愛用機器

 「ガスロースター スタンダードタイプRC-15」 サミー(兵庫県小野市)

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