お客が好きな分量を自由に注ぐビールサーバーシステム。価格はml単位で設定されている

ガストロパブエリア

　●セルフビールサーバーが新しい！

　東京・銀座コリドー街に、大人の遊び場が誕生した。タイトーが手がけた「EXBAR TOKYO」は、“食”と“遊”を融合させた新グルメスポットだ。世界のパブ料理をカジュアルに楽しめるガストロパブエリアと、本格的な食事を味わえるレストランエリアの2つのエリアで構成されている。店内には180インチの大型スクリーンや音響設備のほか、ゲーム機器が設置され、映像、音楽、ゲームを楽しめる。複数台置かれたゲーム機器は、ミドル世代がちょっと懐かしい気分になる「スペースインベーダー」や「PONG」などを、今の時代に合わせてアレンジしたもの。レトロなだけではなくエンターテイメント性も追求したゲームが自由に楽しめる。

　同店で特に注目したいのが、日本初導入（※）のビールサーバー「EX-SERVER（エクスサーバー）」だ。エントランスで渡されるICリストバンドをサーバーにかざし、ビールを注ぐと、注いだ分量と価格がディスプレイに表示される。18種類のクラフトビールの中から好きな銘柄を好きな分量だけ自由に注いで楽しむことができ、サーバーと連動するリストバンドで帰りに会計するシステムである。何種類ものビールをスマートに楽しめ、お店にとってもメリットは大きい。こうしたビールサーバーシステムは今後、爆発的に増えるだろう。

　※タイトー調べ

　●店舗情報

　「EXBAR TOKYO」

　所在地＝東京都中央区銀座8-2-1 ニッタビル8階

　営業時間＝17時～24時、金・土・祝前日17時～翌3時

　（ガストロパブエリア）席数＝着席70席、立席30席　平均客単価＝5,000円

　（レストランエリア）席数＝66席／平均客単価1万円