九州夏期特集2023
九州エリアでも今、外国人旅行客の増加が顕著だ。九州運輸局の情報によれば、今年6月の九州への外国人入国者数(速報値)は24万4776人に。今年1月以降最多となっており、回復傾向が続く。2019年同月と比べると約82%まで戻ってきている。また国際的イベントでは、今年7月14~30日に世界水泳選手権が福岡で開催された。欧米圏含めたインバウンド需要が、今後さらに増え続けるとみられる。(九州支局長=大屋良太)
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◆九州夏期特集:産業立地や観光需要チャンスに インバウンド需要さらに増加も
総合 2023.08.26九州エリアでも今、外国人旅行客の増加が顕著だ。九州運輸局の情報によれば、今年6月の九州への外国人入国者数(速報値)は24万4776人に。今年1月以降最多となっており、回復傾向が続く。2019年同月と比べると約82%まで戻ってきている。また国際的イベン…続きを読む
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九州夏期特集:九州流通業界展望=求められる課題解決 強みを見直し生かす
総合 2023.08.26九州流通業界では、新店に関しては依然としてディスカウントストアやドラッグストアが目立つ。メーカーや卸にとっても、売上げ純増という意味では得意先の新規出店は大きな意味を持つ。ただ、新業態誕生や都市部を中心とした小型店、新たな役割を目指す大型店などボリュ…続きを読む
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九州夏期特集:九州流通業界展望=小売 九州初上陸のロピアなど話題に
小売 2023.08.26●イオングループに動き新業態、都市型店で 九州における小売業の動向として、直近で話題が高まったのがロピア初上陸だ。大容量商品にも注力しディスカウント要素を備えながら、特に精肉売場に大きな強みを持つ。そのような同社が今年6月、九州で1号店となるロピア…続きを読む
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九州夏期特集:九州流通業界展望=卸売 他社連携に新価値のヒント
卸・商社 2023.08.26●コロナ下の体質改善 企業の努力に実りも 九州エリアの業務用卸の動向を振り返ってみると、コロナ禍では社内での業務効率化を図り、より利益を確保しやすい体質を目指す動きが目立っていた。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いが5類に移行されて以降は、…続きを読む
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九州夏期特集:九州流通業界展望=商品動向 価値提案の難しさに挑戦を
総合 2023.08.26小売業の現場では、人手不足問題が根強くある。売場管理を行うには、一定数の人員が必要不可欠。一方で、募集しても人が集まらない。そのような背景から、商品アイテムの絞り込みが目立つという実態もみられるようだ。 メーカー側から新商品を提案する際、既存商品に…続きを読む
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九州夏期特集:西鉄ストア・秋澤壮一社長に聞く 持続的成長目指す
小売 2023.08.26◇西鉄ストア・秋澤壮一代表取締役社長執行役員 ◆実現したい未来達成へ 西鉄ストアは、福岡県に拠点をおく西日本鉄道のグループ会社。同グループで築いた鉄道やバスの交通網を生かした小売事業を担っている。福岡、佐賀の2県に店舗を構えている。店舗数は、20…続きを読む
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九州夏期特集:寄稿 スマホデータにみる観光行動の変容と観光地の対応
総合 2023.08.26◆九州地域の観光復興に向けて 2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、23年を迎えても収束せず、人々の行動や企業の生産活動を抑制し、景気・経済に負の影響をもたらしてきた。なかでも大きなダメージを受けたのが観光産業である。コロナ…続きを読む