キッコーマンの国内事業は前3月期、業務用を回復し、価格改定も浸透して堅調な業績で着地した。国内売上げを前年比1.8%増の1575億0500万円と伸ばした。コストアップを吸収し、事業益は12%増の104億1700万円。値上げに追われた過去2年間から転じ、今期は販売量を増やす。業務用の成長、家庭用提案の深化、豆乳の新規拡大などを進める。 4月30日に記者会への報告会を開いた。決算は海外の増大が目立つが、国内も増収増益で復調。コロナ後の経済活動が進み、外
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