第27回業務用加工食品ヒット賞:富士食品工業「鉄人黒 中華そば〈チャーシュー増し〉〈メンマ増し〉」
![「鉄人黒 中華そば〈チャーシュー増し〉〈メンマ増し〉」 規格=1kg/常温](https://news.nissyoku.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/557484.jpg)
「鉄人黒 中華そば〈チャーシュー増し〉〈メンマ増し〉」 規格=1kg/常温
![「鉄人黒 中華そば チャーシュー増し」は、チャーシューの煮汁をかえしに使用し、特徴的な風味を際立たせた](https://news.nissyoku.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/557487.jpg)
「鉄人黒 中華そば チャーシュー増し」は、チャーシューの煮汁をかえしに使用し、特徴的な風味を際立たせた
◆昭和の町中華のおいしさ再現
●受賞理由
1996年発売の「鉄人」シリーズは、お湯で割るだけのワンタッチで本格的なラーメンスープができる画期的な商品として広く認知されている。2021年、発売25周年を機に、進化し続けてきた現在のラーメンの最高峰を目指し、開発したのが「鉄人黒」だ。ワンタッチで完成し、味のブレがないため人手不足の現場のニーズにマッチ。また、高い完成度から味の満足度も高く、ゴルフ場、レジャー施設などで好評だ。同社の「だし+α」(伊吹いりこ、真鯛白湯)を加えるとより専門的なこだわりの味を打ち出せる。
●製品紹介
「鉄人黒 中華そば〈チャーシュー増し〉〈メンマ増し〉」
規格=1kg/常温
ワンタッチで最高峰の味
昭和の町中華にこだわり、定番の醤油ラーメンの味を磨き上げた。「具材増し」をうたっているが、具材入りではなく、具材の風味とコクをより際立たせた。「チャーシュー増し」は、自家製チャーシューの煮汁をかえしに使用。「メンマ増し」は、乾燥メンマを水戻ししてごま油で炒めた、もしくは調味液で煮込んだ自家製メンマを使うなど、スープに独自の風味を与えていた。こうした伝統技を取り入れ、町中華のおいしさを再現した。
●会社概要
富士食品工業
本社/横浜市港北区大豆戸町94
1938年の創業以来、52年国産初の固形コンソメスープの開発、世界初の即席麺用粉末スープ開発、酵素分解型ビーフエキスの開発などパイオニアメーカーとして「日本の味」を創造してきた。2008年には日本たばこ産業と資本・業務提携、19年に完全子会社となり、JTグループ加工食品事業の調味料事業を担い、日本の新しい味づくりに挑戦し続けている。