日本食糧新聞 電子版
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海外日本食 成功の分水嶺(62)サムライダイナー<下> 伝えたい日本の「作り込み」

外食 連載 2018.10.10 11776号 03面

「サムライダイナー」の店内では昭和30~40年代前半の映像が放映されている=タイ・バンコクで小堀晋一が9月21日写す
「サムライダイナー」の店内では昭和30~40年代前半の映像が放映されている=タイ・バンコクで小堀晋一が9月21日写す

 その2人連れのタイ人客は食事をとうに終えたというのに、なお1時間以上も、その席を離れようとはしなかった。タイ・バンコク・プラカノンにある日本食レストラン「サムライダイナー」での出来事。2人の視線の先には、映像を流し続ける一台の白黒TVがあった。

 画面で放映されていたのは、「テネシーワルツ」などで知られる戦後の大ヒット歌手・江利チエミや、双子のデュオで愛されたザ・ピーナッツといった往年の映像フィルム。同店店長の大高昇平さんが、「タイのお客さんにも、良き昭和の時代の文化を知って・・・
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