キーパーソンは語る:日本水産・中野博史家庭用食品部長 依然続く増産体制

 日本水産(単体)の3月期末決算で、家庭用商品の売上げは冷凍食品が前年比3.6%増496億円、冷凍野菜が9%増、水産練り製品・魚肉ハムソーセージ類が5.2%増393億円と好調だった。新型コロナウイルスの影響で3月からいずれのカテゴリーも需要が急増し、現在まで増産体制が続く。中野博史・家庭用食品部長は「売れ筋以外のアイテム休売、工場の人手確保と操業率アップで切り抜けている。顧客層の広がりを好機として、困難もあるが秋冬にかけて商品提案を積極化したい」と意欲的だ。(本宮康博)

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