日本植物油協会、食用油価値向上図る 安定供給向け注力

新妻一彦会長

新妻一彦会長

 日本植物油協会は20日、年末懇親会を東京都内で開催。23年、業界環境は円安やエネルギーコストの上昇などコストプッシュが重層化して、引き続き安定供給のための価格適正化が実施されたが、食用油のさらなる価値向上への意欲が示された。
 会場で新妻一彦会長(昭和産業会長)は「植物油を取り巻く環境は依然厳しく不透明であり、23年の重大ニュース(本紙既報)でも反映されている。原料価格は一時の高騰からは落ち着いているが、ウクライナ紛争の長期化や為替変動(円安)など、

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