昨年は、長らく続いた新型コロナの影響が和らいだことに伴い、インバウンドを含む人流が本格的に回復するなど、社会経済活動の正常化が進みました。一方で、原油価格の高止まり、原材料価格の高騰、国内の深刻な労働力不足などを背景とした物価上昇が続き、個人消費など…続きを読む
先の見えないロシアのウクライナ侵攻と、昨年はイスラエルとハマスのパレスチナ紛争が加わり、国際情勢は一段と不透明感を増してきました。米中両大国の対立構造の中、極東の日本も当然無関係ではいられず、エネルギー、半導体、食料等あらゆる面で経済安全保障の重要性…続きを読む
昨年は新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、行動制限が緩和され、インバウンド需要も回復基調となり、経済活動および社会活動の正常化が進みました。一方で、緊迫した世界情勢に加え、為替相場の変動リスクなどによって依然として先行き不透明な状況が続いており…続きを読む
昨年はロシアによるウクライナ侵攻が1年を経過する中、世界的な食糧需給バランスの不均衡化や円安の継続、製造業原材料の世界的な供給不全など、厳しい経営環境が続きました。一方、5月には新型コロナ感染症が5類へ移行し人流が活発化するとともに、インバウンドの増…続きを読む
昨年5月に三林会長からバトンを受け、大きな組織の会長という大役を仰せつかりました正田です。私のモットーは環境の変化に柔軟に対応していくということです。新たな年を迎え、あらためてこのスタイルで全醤工連のかじを取っていきたいと思いますので、どうぞよろしく…続きを読む
去る一年は、新型コロナウイルス感染が収束したとはいえ、味覚と嗅覚の低下、体重オーバー、筋力の低下、高齢者のフレイル、女性更年期の不定愁訴、精神的なストレスなど健康に対する不安がぬぐい取れません。そうしたことを背景に予防医学を中心とする薬膳は、ますます…続きを読む
健食業界を取り巻く環境が変化する中、今年度は科学的根拠に基づき、消費者に分かりやすく、事業者がステップアップに魅力を感じる一体化した制度改革を目指した提言を発信していきたいと考えております。 24年には、厚生労働省において「平成17年通知」や「平成…続きを読む
2023年は、観測史上で最も気温が高い一年になりそうです。世界中で森林火災、干ばつ、洪水が問題となる中、昨年8月にインドのガンジーナガルで第1回伝統医学グローバルサミットが開催されました。筆者はWHOの国際疾病分類の伝統医学委員会共同議長として招待さ…続きを読む
●顧客起点を一層強化 当社はこれまでも顧客を見て、分析し、商品・サービスの開発を進めてきたが、コア事業、新規事業ともに顧客をもっと知り、理解をより深めることで顧客拡大の余地はあると考えている。 2024年は顧客起点をより一層強化し、Z世代やインバ…続きを読む
●人権尊重が事業基盤 新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行し初めての正月を迎えました。しかし世界ではいまだ国家・民族・異なる勢力間の紛争に収束のめどは立たず、地政学リスクは高まり続けています。気候変動や生物多様性、差別、貧困などさまざまな社会…続きを読む