少子化のレベルが「異次元」に突入している。厚生労働省が2月27日に公表した「人口動態統計(速報値)」によると、23年1~12月の出生数は、過去最少の75万8631人だった。初めて80万人を割った22年からさらに約4万人減り、前年比5.1%減となった。…続きを読む
23年の出生数は75万人台に落ち込み、まさに「異次元の少子化」が加速している中、育児用粉ミルクやベビーフードの需要は引き続き高い水準を維持している。共働き世帯の増加や、「令和ママ・令和パパ」と呼ばれる新たなライフスタイルの定着で、もはや旧来の子育ての…続きを読む
東洋水産のスープカテゴリーの23年4月~24年1月販売状況は、前年比でワンタンが好調に推移し、フリーズドライ(FD)がやや苦戦している。ワンタンはスープ需要の高まりを背景に安定して売上げを獲得していたが、FDについては、高病原性鳥インフルエンザの感染…続きを読む
永谷園は「松茸の味」をはじめとしたお吸いもの商材を揃え、惣菜売場での関連販売で好評を博している。「松茸の味」と「はま吸い」は寿司との相性の良さを伝え、惣菜の販売増にも貢献。「鶏スープ」は唐揚げパックの増収に寄与して多様なニーズに応えている。5月の子ど…続きを読む
理研ビタミンの家庭用スープの販売状況は、主力の「わかめスープ」が2022年9月に価格改定した影響により上期は苦戦した。しかし、10月以降は、前年を5%以上上回る伸びと順調な推移に転じている。 同社は、昨年冬からYouTubeのスポット広告で食卓の「…続きを読む
エースコックの前期(23年12月期)スープカテゴリーは、「スープはるさめ」の販売拡大に取り組むも、コロナ禍の自宅療養者向けの需要がなくなるなどの影響で、若干のマイナスで着地した。ただし、「ヌードルはるさめ」はブランド全体で営業を強化したことが奏功し、…続きを読む
スジャータめいらくグループは、2023年度におけるポタージュスープ分類全体の売上げが好調に推移し通期で前年を上回った。 特に既存の容量900gシリーズ4品(コーンクリームポタージュ、コーンクリームポタージュ粒入り、パンプキンクリームポタージュ、じゃ…続きを読む
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、今春、カップスープのラインアップを強化する。まずは「じっくりコトコトこんがりパン」シリーズを刷新。素材のおいしさをさらに訴求すべく、スープベースをリニューアルし、新たに「濃厚海老のビスク」「濃厚ブロッコリーチーズポ…続きを読む
粉末、カップ、ストレートといった即席スープは安定成長している。コロナ禍、共存を経て健康栄養成分が豊かなスープが簡単、経済的に食べられる基本価値が再評価され、食習慣になった。24年3月期は、これまでの拡大からの反落も一部でみられるが、容器入り、レトルト…続きを読む
味の素社は容器入りスナックスープの「クノール スープDELI」「ポタージュで食べる豆と野菜」の具入りレトルトを成長させている。「コーンクリーム」などの主力の洋風ワンサーブは高気温で苦戦。今春はフリーズドライ(FD)の「7種の葉菜・根菜・海藻スープ」を…続きを読む