越後製菓は主力の「ふんわり名人」シリーズに加えて、昨年発売した新潟県産米と食感にこだわった新商品「新潟の星」シリーズを、2本目の柱として育てていく。23年度は、価格改定により上昇するコストへの転嫁を順調に進めることができた。24年度は、利益を確保でき…続きを読む
ブルボンの24年度の米菓事業は、メーン商材「チーズおかき」が40周年の節目を迎える。1月には新商品「チーズおかき梅しそ味」(個包装込み83g・オープンプライス)を発売したほか、3月に商品をリニューアルし認知度向上を図っていく。 24年3月期第3四半…続きを読む
業務用米菓を中心に展開する阿部幸製菓は前期、「元祖柿の種」ブランドで認知度の高い浪花屋製菓の事業を承継、傘下に加えた。また、M&Aによる事業領域の拡大や開発の多様化に対して、一昨年から進めていたAK.R&Dセンターを設置し開発・研究機能を集約した。今…続きを読む
ぼんちは今春夏、“野菜の味を活かした、手軽につまめるおせんべい”で、30~40代女性を中心とした新規顧客開拓を図る。定番の「ぼんち揚」「ピーナツあげ」はともに愛され続けて60年以上。自慢の味を守り続けながら、ほっと和める菓子づくりに取り組む。 2月…続きを読む
栗山米菓の24年3月期は、前年を上回る出荷売上高240億円で着地を見込む。第1四半期こそ前年の他社製造停止の反動があったものの、以降は好調に推移している。一方、24年春夏は、引き続き既存商品をさらに強化していきたい考え。 23年3月期は、前半は米菓…続きを読む
岩塚製菓は今年、供給能力が盤石となった「田舎のおかき」シリーズなど主力に集中した販売を展開していく。同時に、名店シェフ監修の商品「RISOUNO!(リゾーノ)」「米技心」など、米菓購買層を拡大するための新しいスタイルの米菓にも挑戦していく考え。 2…続きを読む
三幸製菓の23年9月期決算は、売上高475億円で着地。足元の12月までの業績は、計画を若干上回るペースで推移している。一方、今期は主力既存ブランドをリニューアルし、季節性を踏まえたフレーバー展開や環境に配慮したパッケージ変更など、ブランドの付加価値向…続きを読む
亀田製菓の23年4~12月は、前期末の価格改定における想定外の需要の高止まりにより欠品が生じる逆境からのスタートとなった。しかし、10月以降は立て直し、価格改定の効果も見え始め状況は好転。24年春・秋は、引き続き重点4ブランドとなる「亀田の柿の種」「…続きを読む
23年の米菓市場規模は、全日本菓子協会推定の出荷金額ベースで2720億円。前年から4%減で、出荷量の減少に沿った形だ。 一方で各メーカー目線ではそれぞれ年初から動きにばらつきはあるものの、総じて「好調」と口を揃えている。総務省の家計調査によると、1…続きを読む
食品需給研究センター調べで23年1~12月の生産量は、前年比4%減の20万3933t。前年が代替需要による異常値だったことに加え、夏場の猛暑も影響しているとみられ、特に下期は低調が続いた。その中でもばらつきがあり、各社おつまみ需要に応えた商品などは健…続きを読む