亀田製菓の23年4~12月は、前期末の価格改定における想定外の需要の高止まりにより欠品が生じる逆境からのスタートとなった。しかし、10月以降は立て直し、価格改定の効果も見え始め状況は好転。24年春・秋は、引き続き重点4ブランドとなる「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「無限」シリーズ、「亀田のつまみ種」に注力。さらに「お米屋がつくった」シリーズなど、既存の米菓の枠にとらわれない商品群「ミライベイカ」にも積極的に取り組み、業界のリーディングカンパニーとして市場拡大を目指していく
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米菓業界では、三幸製菓の工場火災に端を発した代替供給に追われていた22年から一変し、23年は同社が生産を再開、状況は大きく改善した。(細山真一)
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