米菓業界では、三幸製菓の工場火災に端を発した代替供給に追われていた22年から一変し、23年は同社が生産を再開、状況は大きく改善した。下期には供給もおおむね正常化したことにより、それまで製造に追われていた各社に余力が生まれ、新商品展開やプロモーションな…続きを読む
サンポー食品では、23年8月にロングセラー品「ごぼう天うどん」を「三宝だし本家 博多ごぼう天うどん」としてリブランディング。CM効果もあり、刷新後は九州内外で配荷が増えた。仕様は全般的に変更、特にスープは大きく変えた。九州らしさは維持しつつ、他エリア…続きを読む
五木食品の主力商品は乾麺だが、このほか包装麺といわれるロングライフ(LL)麺も柱の一つになっている。九州では即席麺が商品化される前から数多くのメーカーが存在。生タイプのうどんは大きな市場を形成していた。だが、50年以上を経てその多くが淘汰の歴史を刻ん…続きを読む
マルタイは2月、伸びるサラダ麺市場への対応も見据え、「野菜宣言おからサラダ麺チキン風味」を発売した。同品は、06年に同社が皿うどん界に新たな食べ方として提案した「サラダ麺」の新商品。ターゲットは野菜不足を感じている層だ。森永乳業の「シールド乳酸菌M-…続きを読む
徳島製粉は2月に「金ちゃん飯店焼豚ラーメン」をリニューアルし、24年の一押し商品としてアピールしていく。従来品のイメージを残しつつ、より濃厚な味にブラッシュアップすることで、消費者に一段高い満足感を訴求する。国産小麦を100%使用した麺は弾力の強い食…続きを読む
イトメンは、3月に「イトメンのカレーラーメン」を新発売する。同品は「旨みカレーラーメン」をリニューアルしたもので、07年の発売から長くファンに愛され続けた味を「カレー好きのための正統派カレーラーメン」に生まれ変わらせた。スープはコリアンダーなどの香辛…続きを読む
ヤマダイの23年4~12月の即席麺販売状況は、前年比1桁台半ば(金額ベース)で前年を上回った。基幹ブランドのノンフライカップ麺「凄麺」が、好調に売上げを伸ばしているため。1月以降も「凄麺」の売上げは安定、今3月期通期も増収での着地を見込んでいる。 …続きを読む
永谷園は「煮込みラーメン」に新たな「とんこつしょうゆ味」を導入し、好評を博している。今3月期のシリーズ売上げは、暖冬によって近年の好実績から反落した。苦境でも、野菜摂取促進の機能価値を浸透させた。春夏向けには、「わが家の鉄板鍋」シリーズを展開。独自の…続きを読む
ハウス食品の「うまかっちゃん」を中心とする即席麺事業は、昨年4~12月までで前年比10.9%増と伸長した。昨年7月上旬から中旬にかけての九州地区での大雨、8月上旬の台風による備蓄需要が発生したことで、6月の価格改定以降も数量ベースで前年レベルまで回復…続きを読む
まるか商事(まるか食品)の23年4月~24年1月の即席麺販売状況は、前年を上回って推移している。引き続き、主力アイテムの「ペヤングソースやきそば」「同超大盛」が好調に売上げを伸ばしていることが要因。加えて、23年9月から投入している新商品も堅調に推移…続きを読む