●富裕層の訪日客を地方に 国土交通省観光庁は3月、富裕層の外国人観光客を誘致するため、国内11ヵ所のエリアをモデル観光地として選定した。中部圏では、「松本・高山エリア」「伊勢志摩エリア」「北陸エリア」の3ヵ所が選ばれた。同庁は選定エリアの観光戦略を…続きを読む
●国内旅行者と変わらず 中部地区の観光地には、主に韓国、フィリピン、台湾、香港など中国以外のアジア圏から観光客が多く訪れている。人気は、愛知県では名古屋城や大須観音、中部電力ミライタワー、ジブリパーク、岐阜県では白川郷や金華山、三重県では伊勢神宮、…続きを読む
●購買力高い中国人客頼り 中部圏の中心部に当たる名古屋市は、名古屋駅周辺の「名駅エリア」と商業施設が集積する「栄エリア」の2大都心で形成されている。それぞれのエリアの変遷を見ると、名駅エリアでは1999年のJRセントラルタワーズ開業以降、駅前再開発…続きを読む
●「with Chita-Shu」プロジェクト 知多7蔵の酒を世界に 中部空港を擁する愛知県知多半島エリアは、古くから醸造業が盛んだ。近年の日本酒ブームも相まって国内の愛好家からよく知られており、特に半田市に多くの酒蔵が存在する。昨年から半田商工会…続きを読む
昨今、中京圏でも外国人旅行者の数が増えている。昨年10月のコロナ水際対策緩和が発端だが、4月10日に中部国際空港(セントレア、愛知県常滑市)と中国本土の直行便が約3年ぶりに復活。インバウンド需要が本格回復する兆しが見える。平常時であれば1000万人を…続きを読む
中部地方での外国人旅行者数とそれに伴うインバウンド消費はコロナ禍前に戻りつつある状況だ。5月から新型コロナの感染症レベルが 5類に引き下げられたことで、どのエリアでも以前の勢いが盛り返すのを期待している。中部国際空港近くのイオンスタイル常滑では多言語…続きを読む
辻製油(三重県松阪市)は2月から、同県産の柑橘を使ったドレッシング「みえどれ」シリーズ=写真=を百貨店、県内土産物店、インターネットを中心に発売して好評だ。 同シリーズは、まろやかな酸味とほのかな甘みの「マイヤーレモン」と、ユズの優しい酸味と軽やか…続きを読む
JR東静岡駅近郊のショッピングモール「MARK IS 静岡」(静岡市)に、九州小売企業のフードウェイ(福岡市)が4月26日、生鮮強化型スーパーマーケットのフードウェイマークイズ静岡店(静岡市)を出店した。静岡県では2014年4月に開店したフードウェイ…続きを読む
大和産業(名古屋市)が2月から新発売しているパックご飯「やわらかい玄米ごはん」の売れ行きが好調だ。東海エリアでのTVCMに加え、首都圏の展示会に積極的に出展しており、販売エリアの拡大にも力を入れている。同社の川上俊行社長に話を聞いた。(磯貝岳) ●…続きを読む
◆4者対等の関係築き厚い支持 大量生産・大量消費の波に飲まれ、地場の生産者・メーカー・小売企業が淘汰(とうた)され続けている。「このままでは地元のものが地元で買えなくなる」との危機感を抱き、納豆メーカーの冨良食品の社長を務める冨永昌良氏は1996年…続きを読む