田苑酒造は最近の振り返りとして、昨年10月に実施した価格改定が課題として大きかったという。冬までの間はコロナ禍の影響で、商談が難しい状況が続いた。2月以降は、その点も徐々に改善され営業活動がしやすくなったとしている。 価格改定のタイミングに合わせ、…続きを読む
高橋酒造では、2022年度実績として、売上げはほぼ昨年と同等で推移した。外飲み需要が少しずつ回復し、「白岳 しろ」シリーズの出荷が好調。また首都圏を中心に、「白岳KAORU」900mlパックなどの出荷が伸長した。 同社商品の中で、配荷率、認知率とも…続きを読む
宝酒造の23年3月期(22年4月~23年3月)における本格焼酎の販売数量は、4670kl(前年比7%減)で、市場並みの進捗(しんちょく)となっている。直近ではウエートの高い業務用が回復してきた。若年層をメーンユーザーに和酒の「香りニーズ」をとらえ、2…続きを読む
薩摩酒造では、本格麦焼酎「神の河」のテコ入れに取り組んでいる。同品は二条大麦を原料に、単式蒸留機で蒸留した原酒を、3年以上貯蔵・熟成させて仕上げた商品。長期熟成ならではのふくよかな香り、まろやかな味わいが特徴だという。 昨年6月には大自然の中で楽し…続きを読む
三和酒類は本格焼酎利用の玄関口として、RTD商品を展開している。2022年6月には限定出荷品として「同 Lemo-chiko」を発売した。また昨年は「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」をリニューアル。厳選した大分県産カボスを使った…続きを読む
雲海酒造では22年度実績について、業務用ではコロナ感染者数の状況によって売上げに影響する状況が継続しているものの、瓶の売上げは前年以上で着地したという。家庭用市場は、前年の家飲み需要も若干落ち着きをみせ、パックの売上げでみても前年並みの実績だったとし…続きを読む
霧島酒造は酒類市場について、日本国内の人口減少の影響を受け、少しずつ小さくなっているとみている。加えて、物価上昇による買い控えが目立つようになり、健康志向、家飲み需要の高まりなどさまざまな要因で、選ばれるお酒、飲み方の多様化がさらに進むと予測している…続きを読む
主要4原料以外の酒かすのほかその他(ごま・黒糖など)といった本格焼酎は、22年実績であわせて前年の1万1603klに対して3.9%減の1万1149kl(構成比3.0%)となった。減少幅は前年並みとなっている。 ごま製焼酎を展開する紅乙女酒造では昨年…続きを読む
そば製焼酎の22年実績は、前年比7.6%減の6633kl(構成比1.8%)となった。主産地で見ると宮崎県で同6.2%減の4632kl、福岡県で同11.8%減の1749klに。福岡県でかなり大きな減少した。 同原料商品については、明るい話題がある。そ…続きを読む
麦製焼酎の22年実績は、前年比0.7%増の16万3488kl(構成比43.4%)だった。主産地である大分県は8万5203kl(前年比3.5%増)。福岡県は3万2824kl(同4.9%減)だった。前年は同4.0%減だった大分県。同県での生産が増加に転じ…続きを読む